東京大学史料編纂所

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水戸市彰考館文庫出張報告

 昭和四十六年十一月十日より十三日までの四日間、彰考館文庫において、『除目大成抄』の調査を行なった。
 今回の調査の主たる眼目は、大日本史料(第一編・第二編)編纂の必要上、本所架蔵の謄写本(五冊)を、彰考館文庫本をもって校合することにあった。
 その結果、錯簡の修正および謄写本の誤写・脱漏などを補訂することができた。(渡辺直彦・河内祥輔)


『東京大学史料編纂所報』第7号p.105